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太陽光発電システムの耐用年数と保証

太陽光発電システムの耐用年数と保証期間はどの程度?
太陽光発電システムは太陽電池モジュール、架台、電気設備等で構成されてお り、それぞれの設計寿命は各メーカーによって異なります。 主たる構成機器の設計寿命は
・太陽電池モジュール:期待寿命 20 年以上 ・パワーコンディショナー:期待寿命 10 年以上となります。●太陽光発電システムの保証期間表 5-3 太陽光発電システムの保証期間の例出典:省エネ・再エネ住宅推進プラットフォーム分科会1 太陽光発電設備について/ (一社)太陽光発電協会編 2022 年機器(システム)保証:太陽光電池モジュールだけではなく、パワーコンディショナーや架台など 周辺機器全体に対して太陽電池モジュールメーカーが保証するもので、これらの機器に 製造上の不具合が見つかった場合に修理や交換をしてもらえるもの。出力保証:太陽電池モジュールの出力が一定の期間、規定の数値を下回った場合に、メーカーが修 理や交換を行ってくれるもの。太陽電池ジュールはメンテナンスを行うことで経年劣化を最小限に止めることは可能 ですが、ずっと同じ電力を発電し続けることは難しく、年々少しずつ発電効率は低下し ていきます。メーカーではこのような発電効率の低下も考慮した上で、規定の出力数値 を定めています。多くの場合、出力保証は「公称最大出力の 80%」のような形で書か れています。●保証契約について・太陽光発電システムの保証契約については、いくつかのパターンがあります。 ・物件ごとに太陽電池モジュールメーカーからお客様に対して保証書を出すパターン(工務店等の場合は、太陽電池モジュールメーカーとお客様が直接保証契約を結ぶケース が多いと考えられます。)・住宅メーカーが包括的な保証契約を行って保証書を出し、太陽電池モジュールメーカーは 住宅メーカーの配下となるパターン